「ビジネスは頑張ったらダメだよ」
ある人からそう言われたとき、一瞬、私は意味が分かりませんでした。
頑張らなければ稼げない。
そう信じて、睡眠時間を削り、家族との時間を犠牲にしながら古着を出品し続けてきました。
最初は成果が出て少し安心もしましたが、同時に思ったんです。
――これを永遠に続けるの?・・・漠然と限界を感じていました。
でもこの言葉で救われたんです。「ビジネスは頑張らなくていいんだ」と
気持ちがぐっと軽くなったのを覚えています。
ビジネスは水物
なぜなら、どんなビジネスも「売上=人の購買意欲」で決まるからです。
古着も例外ではなく、消費者の気持ちひとつで売れたり売れなかったりする。
これはメルカリも楽天も同じで、要は「商売は水物」なのです。あとプラットフォームの力量によって大きく売上も左右されやすいのが現状です。
実際、コロナ前、ある日ヤフオクの商品が何千品も一瞬で消された経験があり、所詮プラットフォームの言いなりになるしかないんだと実感した事件でもありました。
だから「頑張って続ければいつか報われる」と信じても、その保証はありません。
むしろ、頑張れば頑張るほど疲弊して、心も体も壊してしまう。
優秀な天才なら別だけど…
もちろん、例外はあります。
資金調達をバンバンして、人を雇い、スピード感を持ってビジネスを大きくできる“優秀な天才”もいます。
でも、それはほんの数%の話。
大多数の私たちのような凡人が同じことをやろうとしても、資金も体力も尽きて途中で挫折してしまうのが関の山です。
SNSでキラキラして見える成功者も、実際には一度や二度の失敗を経験し、莫大な自己投資を重ねて今に至っています。
独学で短期間に成功するなんて、よほどの天才くんでない限り不可能です。
だから「頑張ってはダメ」
普通の凡人が「ビジネス単体」で頑張り続けても、結局は不安定な水物に振り回されて終わってしまう。
だからこそ、「ビジネスを頑張る」のではなく、ビジネスに“仕組み”を掛け算する必要がある のです。
ここで言う仕組みとは、人を雇ったり、出品の効率化や作業の工夫のことではありません。
ビジネスを土台にしながら、あることを活用し、別の資産形成の仕組みと組み合わせること。
そうして初めて「凡人でも資産を築ける現実的な道」が見えてきます。
次の章でお話しすること
私たちが実際に今も取り組み続けていることは、まさにその「仕組みづくり」でした。
古着ビジネスを基盤にしつつ、あることを活用し掛け算することで、5年~10年で資産1億円をつくる仕組みを築いています。
次の章では、その具体的な仕組みについてお話しします。
